冬と言えば雪!前から行きたかった白川郷を含む、飛騨高山のバスツアー。今回は1泊2日、宿泊バスツアーに参加してきました!まずは初日の様子を紹介します。
【HISバスツアー】奥飛騨の老舗旅館と白川郷・飛騨高山2日間
バスツアー概要
【コース名】標高2,156m!白銀の世界『新穂高ロープウェイ』に乗車!冬だから見れる!氷ばくライトアップ!氷の柱!クマの餌やり体験!奥飛騨の老舗名旅館と白川郷・飛騨高山2日間
【出発地】大阪・梅田発
【出発日】2019年2月3日(日)~2月4日(月)
【旅行代金】18,980円/人(税込)*2名1室に変更(+3000円)
▽「H.I.S.」のバスツアー申し込みはこちら
H.I.S. バスツアー
旅程[1日目]
天気:曇り→雨
バス:H.I.S号(トイレ無)
座席:横4席×12列
▼2日目はこちら
≫≫ 白川郷&飛騨高山2日間の旅(2日目)
朝が早いのは辛いですが、楽しいことがある時って頑張れます♪
そして、いつも予定より10分早く到着。
この日は日曜なので日帰りツアーも多く、西梅田「毎日新聞」前にはすでにたくさんの人が集まっていました。
受付を済ませると、すでにバスが到着していたので乗車。今回も「H.I.S.号」。
席は6列目。
シート幅はちょっと狭く、シートピッチはかなり狭め。かなり圧迫感のあるバスでした。2日間乗るのでもうちょっと広い方が嬉しかったのですが…まぁ少し乗っているとその内この空間にも慣れちゃうんだから不思議です(^^;
2席に1個コンセントが付いているタイプ。これでスマホの充電気にせずに旅行ができます♪
集まりが良かったので、予定より3分前に出発。
バスツアーは集合した時点で早め早めに出発してくれます。一人の遅れが全員の遅れ。予定時間より少し早目の行動が大事ですね♪
梅田から新御堂筋、そして吹田ICから名神高速道路へ。
はじめに添乗員さんから今回のバスツアーの概要や注意点などの説明。
驚いたのは「昼食」。
行程表では「白川郷」の自由散策で自由昼食となっていましたが、外国人観光客も多く、白川郷のお店はかなり混雑が予想されるとのこと。
白川郷での滞在時間は100分ほど。どこも行列で、昼食に時間を費やしてしまうと、街中を散策する時間が無くなってしまうかもしれないんだとか…
バスの車中での飲み食いはOKですので、途中のSA(サービスエリア)でお弁当などを買って、バスの中で昼食を済ませておく方が観光がスムーズになるとのアドバイス。
特に今回は中国の春節に当たっちゃったので中国人観光客がすごく多い予感…ということでSAでお弁当を購入することに。
さらに、車内販売の説明も。今回はオプションが多いので、「申込書」に項目がビッシリ。
車内販売はちょっとだけお得なことが多いので、いつもしっかり吟味していくつか注文します。
今回は、白川郷の「民家園 入園券」(600円)、2日目の昼食「飛騨牛朴葉味噌&飛騨豚しゃぶしゃぶ御膳」(1500円)、お土産として「飛騨和牛しぐれ」(950円)を申し込みました。
2日目の昼食は申し込まなくても良かったかな?
白川郷の「民家園 入園券」は園内の「お休み処」で“ぜんざい”や“アイスクリーム”などの割引券(100円)も付いており、申し込んでよかったです♪
飛騨和牛しぐれ、お家に帰って早速で食べてみましたが、鉄板の美味しさですね♪
渋滞もなく、1時間30分ほどで最初のトイレ休憩である滋賀の湖東、彦根の手前の多賀SAへ。
トイレを済ませて、美味しそうなお弁当がないか物色。
「炙りサーモン」(税込690円)に惹かれて購入♪
バスに戻るときに見えた山(伊吹山?)が真っ白!テンション上がります♪ 思えば、この時はまだ良い天気でした…(^^;
名神高速道路から東海北陸自動車道へ入り、どんどん北上。それに伴い、周りが雪景色に♪
次の休憩場所は“日本一標高の高い場所にあるサービスエリア”としても有名な「ひるがの高原サービスエリア」。
建物の前でスヌーピーが寝てました。かわいい♪
白川郷観光に向かうであろうバスたくさん。急に中国人やアジア系の観光客が増えました。カオスです(^^;
日本一標高が高いだけあって、SAから見える景色が絶景!大日ヶ岳や白山が望めます。(どれがどれかわかりませんが ^^;)
ここでもお弁当を物色。
見付けました、美味しそうなもの♪
「うなぎ飯 秘伝のたれ味」(税込490円)と「黒米わさび葉寿司 鮎の甘露煮入り」(税込590円)を買いました(^^♪
うなぎ飯がお気に入り♪
ひるがの高原SAから白川郷まではそんなに距離もなく、40分ほどで到着。
駐車場へは観光バスはすんなり入れましたが、自家用車はすっごく並んでいました。こういうのもバスツアーの良いところですね♪
しかも、この日は「白川郷ライトアップ」の開催日。普通車は入場制限があり、14時までしか利用できなかったみたいです。(バスはOK)
白川郷
1995年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されたことで、日本国内だけでなく、世界的にも有名になった観光地。
中国の春節も重なり、白川郷はもはや異国。日本語より中国語の方が圧倒的に耳に入ってきました(^^;
散策時間は約110分。時間は有効に!
オプションで「合掌造り 民家園」の入園券を購入しておいたので、まずはそちらから。
【合掌造り 民家園】
有料のためか、中国人がほとんどいません!ここは穴場ですね(^^♪
600円払った価値は十分!お蔭で、ゆっくり観光することができました♪
途中、民家園にある「お休み処」でちょっと休憩。
ぜんざい(税込300円)とアイスクリーム(税込300円)をいただきました。バスで購入したチケットを見せるとどちらも100円引き。お得です♪
アイスクリームは「どぶろく味」。口に含むとブワっと日本酒の味が口の中に広がります。日本酒が好きな人には特にウケが良さそうです(^^♪
ちなみに。歴史的建造物なので建物自体はとっても古いですが、トイレは改築しているのかとっても綺麗でした♪
民家園を出た頃、すでに残り時間は1時間弱になっていました。
ここからはバスで貰ったガイドマップを頼りに観光です♪
まずは、バスが駐車している「せせらぎ公園」に戻り、「であい橋」を渡って集落の中心地の方へ移動。
「であい橋」は道幅が狭いのに、凄い人の数が渡るので渋滞…すんなり歩いてくれたらいいのに、立ち止まって写真を撮ったりするので渡り切るのに結構時間がかかりました。アジア系の観光客はポージングに時間かけるのでやっかいです(^^;
往復どちらも時間がかかるので、少し余裕を持って行動した方がいいです。
飲食関係のお店はどこも人がたくさん。行列だらけです。
バスツアーは限られた時間しか白川郷に滞在しないので、昼食を取るのはリスクが高いです(^^;
「明善寺」で参拝。
展望台に行くには時間がなく、結局、明善寺への参拝と街中の散策のみ。
特に買い物もせずブラブラしていたら、途中で雨が降ってきたので少し早目にバスに戻りました。
次回、機会があれば展望台に行ってみたいです。どうせなら「ライトアップ」を見てみよっかな?
ライトアップを見学するならやっぱりバスツアーが便利そうなので、来年はそちらのプランを検討してみましょ(^^♪
初日のメイン「白川郷」観光が終わると、宿へ向かってGo!
移動疲れが出てくるので、バスの中はあちこちで寝息が聞こえてきました。
青だる
道路沿いにある観光スポット「青だる」。
「青だる」とは、岩から滴り落ちる水が凍りついて、青い水の帯のように見える現象のことで、かなり山奥でないと見られないそうです。
そんな「青だる」を観光客向けに再現したのが、福地温泉バス停の近くの「青だる」。バスを路肩に停車して、ほんの5分程ですが外に出て見ることができました。
つららが幾重にも重なりあったような「青だる」は直に見ると大迫力!すごい綺麗です(^^♪
夜はライトアップもするそうです。綺麗でしょうね♪
「青だる」がある“福地温泉”のお隣、奥飛騨温泉郷の一つ“新平湯温泉”にある宿へ。すぐ近くで、5分ほどで到着♪
奥飛騨薬師のゆ 本陣
2種類の温泉が楽しめる老舗の温泉旅館。
受付などがある本館は、歴史を感じる雰囲気のいい建物。
本館の隣に西館、その隣に別館があります。
本館のロビー、いい雰囲気です♪
本館では「あま酒」が無料で提供。(セルフサービス)美味しくいただきました♪
ツアーの団体客を受け入れしている旅館で、この日も満室御礼。日本人客は今回参加したH.I.S.のみで、他は海外(たぶん中国)の観光客。
増築、増築を繰り返したようで、別館に行くのにちょっと迷います(^^;
こちらは西館↓
【客室】
追加料金(+3000円)を払って2人部屋にしてもらった部屋がこちら。
客室は10畳。和室の部屋でした。
シンプルな部屋で、特に何もありません。
アメニティは「使い捨ての歯ブラシ」のみ。ドライヤーがないのはちょっと不便でした(^^;
トイレはウォッシュレットがちゃんと付いてました。
冷蔵庫はもともとドリンクが入っていたんでしょうが、今は空。自由に使えますが、ドリンクくらいしか入れることができません。
寝るだけなんで、これで十分ですが、ちょっと寂しいです(^^;
夕食を食べている間に布団を敷いてくれました。ベッド以外で寝るのは久しぶり。これはこれでなんか楽しいです♪
ちょっと枕が合わなかったので熟睡できなかったです(^^;
客室の暖房ですが、温度設定はできず「弱・中・強」から選ぶだけ。この日は2月なのに寒くなかったこともあり、「弱」でもかなり暑かったです…
【温泉】
大浴場は別館1階。24時間入浴できます。
内湯と露天風呂では泉質が違います。2種類の温泉が楽しめるお宿、いいですね♪
▽内風呂
(出典:一休.com)
▽露天風呂
(出典:一休.com)
オススメはやっぱり露天風呂。
源泉掛け流しで、湯船の端にある布袋様から出ているお湯は飲用できます。(美味しくはないです(^^;)
(出典:一休.com)
露天風呂の奥は「青だる」みたいな見事な氷!女湯は緑の光でライトアップされています♪ 部屋の前の廊下からも見ることができました。
部屋にドライヤーはありませんが、大浴場の脱衣所にはドライヤーが4台置かれてました。
もう一つの露天風呂が時間で男女入れ替わる「権化の湯」。
屋根もないまさに自然の中にいるかのような野天の露天風呂。雰囲気抜群です!源泉かけ流しではないみたいですが、別館の内湯と違い塩素の匂いもほとんど感じない温泉で気持ち良かったです(^^♪
【夕食】(18:00)
別館2階の食事会場で夕食。
指定された時間ちょうどに行ったら、ツアー客の半分以上がすでに食べ始めていました。せっかちですね(^^;
席は掘りごたつ。囲炉裏を囲むような感じで、雰囲気はすっごくいいです。
料理に使っている食材は大したものはありませんでしたが、料理の腕はいいようで、思った以上に美味しかったです♪
囲炉裏にはお味噌汁が掛かってますが、火は固形燃料。これはちょっと雰囲気壊しちゃってました(^^;
湯上りの生ビールは最高でした♪ お値段は700円。ちょっとお高め(^^;
生ビール2杯飲んだあとは、冷酒も追加。飛騨吟醸酒「本陣(300ml)」(1000円)。
ちょっと飲み足りないので、晩酌用のお酒も注文。大吟醸・生「久寿玉(300ml)」(1500円)。部屋で美味しくいただきました♪
【お土産】
晩酌のおつまみを買いに売店へ。
売店ではお酒は販売していないので、晩酌用の日本酒は食事の時に注文しました。
晩酌の肴に選んだのは、飛騨名産の赤かぶを使ったお漬物「くいしんぼう」(350円)。これはお家用を含め2個買いました。
そして、お土産の人気2位、朝食にも出るという「青唐がらし味噌」(630円)もお家用に購入しました♪
「くいしんぼう」いいアテになりました(^^♪
タルマかねこおり
外は残念ながら雨でしたが、ライトアップは雨でもしているというので出掛けてみました。
「雪道用の靴」と「傘」は旅館で用意してくれているので、そちらを借りて出発。もちろん無料です♪
雨で雪が溶けているので自分の靴でも大丈夫かな?と思っていましたが、これは借りて正解!雪が少し溶けかけて道はぐちゅぐちゅ。しかも会場には雪がしっかり残っているので、普通の靴では歩けません。
会場へは宿から徒歩10分、と書いてありましたが、行きは上りが結構きついのでゆっくり歩いて20分近く掛かりました。(帰りは10分ほどです)
悪天候ということで、会場はガラガラ。貸切状態で楽しめました♪
幻想的な景観にウットリ♪
スタッフの方が「お写真をお撮りしましょうか?」と声を掛けてくれます。
せっかくなので撮っていただきました(^^♪
野外の「氷のバー」で一杯♪
スミノフアイス(500円)、ホットワイン(500円)をいただきました。
休憩処「たるまの館」でちょっと休憩。
薪をくべるストーブが冷えた体を温めてくれました♪
奥飛騨産のそば粉を使った「手打ち蕎麦」が食べれるというので、注文。これ、とっても美味しかったです(^^♪
一味も自家製とのこと。少量入れるだけでもかなりピリっと刺激があります。1個500円で売っているということなので買っちゃいました♪
丼に味噌汁に、我が家で大活躍(^^♪
「たるまの滝」の裏側を歩けるという話を聞いたので、そちらも散策。
裏側から見る滝は大迫力でした!
感想・まとめ
例年より雪が少なく、寒さも和らいでいたので観光するのは楽でした。
雪が少ないと言っても、関西都市部ではまず見ることがない雪・雪・雪!雪を満喫できました♪
「ひるがの高原SA」の絶景でテンションが上がり、「白川郷」の『民家園』で日本の原風景に癒され、「青だる」の迫力に圧倒され、「タルマかねこおり」のライトアップでは幻想的な風景にウットリ…
普段見ることがない美しい景色に、目で楽しみ、写真映えを楽しみ、童心に返ってはしゃいじゃいました(^^♪
お宿は、2種類の天然温泉とスタッフの接客の良さが印象的。
部屋や食事は、バスツアーじゃなければかなりガッカリしたと思います。
ツアーの内容から考えると、コストパフォーマンスはかなり高いと思います。宿だけアップグレードできるプランなんかがあったら嬉しいかな(^^;
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